BREEDING
レッドビーシュリンプの飼育方法や柄のグレードアップについて、持論を紹介しています。
1.見た目
赤と白の縞模様のえびです。
もともとは、ビーシュリンプという白黒の縞模様のえびだったものが、突然変異で赤白に変化したものが固定化されたものです。
現在は、縞模様も変化し、日の丸、モスラ等白色の多い固体が人気です。
グレードについては、【 EBI TYPE 】のコーナーをご覧ください。
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2.性質
レッドビーシュリンプは、高水温、水質等の環境の変化に弱い生き物です。
高温には弱く一般には、28℃くらいが、飼育限界といわれています。
水質については、弱酸性(よく言われるのはPH6.2〜7.0)の軟水がいいといわれています。
PHなどの変化や水温の変化が激しく起こると、白い部分が透明になったり(色とび)、色が悪くなったり、
最悪☆になったりしてしまいます。 一度、色とびしてしまうとほとんどの場合色は戻りません。
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3.飼い方
(1) 水槽
おしゃれでおき場所に困らないコンパクトな水槽などがありますが、コンパクトな水槽はその分水量が少なく水質、
水温等が安定しにくいので、初心者の方には難しいと思います。
初心者の方には、ある程度水量が確保できる、60cmレギュラー水槽以上の大きさの水槽をおススメします。
中でも、フレームレス水槽は、赤白のえびが入っているとインテリアにもなります???
↑おススメ水槽
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(2) 底床
レッドビーシュリンプには、弱酸性の軟水が適しているので、飼育水を弱酸性の軟水にする、ソイル系の底床をおススメします。
黒系のいろのソイルが赤白のえびにはベストマッチでしょう。
ただ、難点なのは、底床に溜まったえさの食べ残しを掃除できないことと、約1年で寿命を迎え水槽をリセットし、
新しいソイルと入れ替える必要があることです。
えびファクトリーの定番は、ADAのアクアソイルで、アマゾニアをまず下に敷きその上にアマゾニア パウダーを敷き
全体が4〜6cmの厚さ以上になるようにしています。アマゾニアを使用すると苔がはえやすいですが、
稚えびの生存率が高いように思います。
↑おススメソイル
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(3) フィルター
レッドビーシュリンプは、水質の変化に敏感です。できるだけろ剤の容量の多いフィルターを使用します。
フィルターの説明書やパッケージに書かれている適応水槽が使用する水槽以上の能力のフィルターを選びましょう。
えびファクトリーでは、頑丈さ、メンテナンスのしやすさから、エーハイムの外部フィルターを使用し、
稚えびの吸込み防止とプレフィルターを兼ねて吸込み口にテトラP-Tを取付けています。
さらに、酸欠に弱いえびのため、エアレーションを兼ねて、テトラのダブルブリラントフィルターを併用し
フィルターを掃除する際にバクテリアが減少してしまい、水質が不安定になるのを防ぐため、外部フィルター用のサブフィルターや、
テトラ等の外掛け式フィルターを併用しメインフィルターをバックアップています。
エーハイム外部フィルターのろ剤は、同じくエーハイム社のエーハイメック、サブストラットプロ レギュラーをしています。
↑おススメフィルター
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(4) 照明
光量が多いと殻が厚くなり濃い色になるとよく言われますが、色の濃さは、光の強さや、量よりも水質、水温、
遺伝子による遺伝(持って生まれたもの)の方が強いと考えています。
ですが、せっかくのえびをきれいに見ようとするとある程度の明るさが必要です。
えびファクトリーでは、60cmレギュラー水槽で20w3灯、90cm32w2灯、以上の蛍光灯を使用しています。
蛍光管の種類は、ADA NAランプ等の色温度の高めのものを使用していますが、
まれにパルックプレミア(COOL)などを使用したりします。
↑おススメ照明
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(5) 保温
水温の急激な変化や、高温は、えびにとっては大敵です。また、水温は、成長スピードに影響があり、
低水温ですと成長は、遅くなります。冬場はヒーター、夏はクーラーまたはファンで適温を保ちましょう。
えびファクトリーでは、冬場は、水槽用ヒーター、夏場は、部屋ごとクーラーで水温を一定に保つようにしています。
↑おススメ保温器具
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(6) アクセサリー
流木は、絶対に入れるべきです。見た目も自然環境っぽくなり、えびの隠れ家になります。
また、えびがよくツマツマしているので、流木自体もえさ?になっているのかも?
水草については、流木には、ウィローモスや、アヌビス・ナナ、ミクロソリュームなどを活着するのがオーソドックスなやり方です。
その他にパールグラス、グロッソティグマなどもおススメです。
↑おススメアクセサリ
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(7) 水作り
水作りとは?水中の有害成分、猛毒のアンモニア、強毒の亜硝酸、を比較的無害な硝酸イオンに変えてくれるバクテリアが
水槽内(水中やいたるところ)や、フィルターの中に定着させることです。
えび飼育は、水が命です、あわてず急がず、じっくりと作りましょう。
作り方は、フィルターで水を循環させた状態でめだか等の生き物をいれ、毎日少量のえさを与え1ヶ月〜2ヶ月くらい待つだけです。
市販のバクテリア剤を使うと早く立ち上げることができます。
↑おススメバクテリア
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(8) 水あわせ
水作りも終わり、いよいよ、えびの投入です。水作りように入れた、めだかを取り出し、えびを入れます。
が、ここであわててはいけません。しっかりと、水あわせを行ってから投入しましょう。
水あわせとは?買ってきたり、送られて来たえびは、ほとんどの場合袋に水、酸素と一緒に入っていると思います。
この袋の中の水は、以前住んでいた水槽のみずです、今から入れようとしている水槽の水とは、水温、
水質がまったく違う水かもしれません。(というか違います。)そこええびをいきなり入れると、
ショックでえびは、弱り、☆になってしまいます。このショックを和らげるため、水あわせを行います。
実際の水合わせの仕方は、
@まず、袋のまま水槽に浮かべ、30分程度おきます。こうすることで、袋の中の水温が、徐々に水槽の水温と同じになります。
A次にえびを水ごと容器に移し、少しづつ水槽の水を加えてゆきます。
B水量が最初に入れた量の倍になったら半分水を捨て、また少しづつ水槽の水を加えてゆきます。
CBを2〜3回行った後、えびのみを水槽へ移します。
えびファクトリーでは、エアレーション用チューブの先に一方コックを取り付け、サイフォン方式で水を水槽からくみ出し、水槽の水になじませてます。
くみ出すスピードは、一方コックで一秒間に1〜2滴になるよう調整しています。
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(9) えさ
自家製無農薬ほうれん草や、スーパーで売っている有機ほうれん草を備長炭と一緒にゆでたもの。
(有機ほうれん草は、残留農薬があると致命的なので、おススメできません。)冷凍赤むし。えび用の固形えさなど。
えびファクトリーでは、えび用タブレット4種類、冷凍赤むし、冷凍無農薬ほうれん草をローテーションで、
栄養が片寄らないように与えています。えび用タブレットは、エボリューション、えびっ子、MFF、シラクラを
与えておりどれも食いつきがよくなかでも、MFF、シラクラのものは、抜群のえび団子振りです。
↑おススメえさ
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(10) 水換え
水作りのところでも述べましたが、バクテリアによってアンモニアは、硝酸イオンにまで分解されますが、
硝酸イオンは水槽内に蓄積されます。この蓄積された、硝酸イオンを水槽外に排出するために、水槽内の水を新しい水と交換します。
えびファクトリーの水槽では、えびの様子をみて元気がなくなってきたら換えています。
水換えの仕方
水槽より10リットルくらい水を取り出し捨てその後、新しいカルキを抜いて水温を水槽の水温にあわせた水を少しづつ入れていきます。
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4.グレードアップ
せっかくきれいなえびを飼うのなら、よりきれいなえびにグレードアップ。
(1) 遺伝
ここでは、少し遺伝について書いておきます。
レッドビーシュリンプの柄については、ノーマルバンド、タイガー、日の丸等の表現がありますが、
それらは、遺伝子によって後世へと引き継がれます。
その仕組みについては、わかりやすいようにノーマルバンドのバンド欠けタイプ(A)ときれいなバンドタイプ(B)に絞って説明します。
(A)のえびの柄を決める部分の遺伝子情報にaa、(B)のえびの柄を決める部分の遺伝子情報にbbがありaの遺伝子情報が優勢、
bの遺伝子情報が劣勢だとします。
〔以後、ここでは、(A)柄のaa遺伝子情報を持つものを(A)aaと表現します。〕
(A)aaと(A)aaの一世代目の子供(F1)は、すべてaaという遺伝子情報を持ち、そのえびの柄は、遺伝子情報が優勢な(A)aaの遺伝子情報を持つえびと同柄)となります。
(A)aaと(B)bbの一世代目の子供(F1)は、すべてabという遺伝子情報を持ち、そのえびの柄は、遺伝子情報が優勢な(A)aaの遺伝子情報を持つえびと同柄)となります。
(B)bbと(B)bbの一世代目の子供(F1)は、すべてbbという遺伝子情報を持ち、そのえびの柄は、遺伝子情報が優勢な(b)bbの遺伝子情報を持つえびと同柄)となります。
まとめると、一世代目(F1)の柄と遺伝子情報は、
(A)aaと(A)aaのF1は、すべて(A)aa
でバンドに欠けのある柄
(B)bbと(B)bbのF1は、すべて(B)bb
できれいなバンド柄
(A)aaと(B)bbのF1は、すべて(A)ab
でバンドに欠けのある柄
となります。
では、一世代目(F1)の子供たちである、二世代目(F2)の柄はどうなるでしょうか?
F1同士の子供、F2の柄と遺伝子情報は、
@(A)aaと(A)aaのF2は、すべて(A)aa
柄は、すべてバンド欠けのある柄が生まれます。
A(B)bbと(B)bbのF2は、すべて(B)bb
柄は、すべてきれいなバンドが生まれます。
B(A)abと(A)aaのF2は、(A)aa:(B)ab=1:1
柄は、すべてバンド欠けのある柄が生まれます。
C(A)abと(B)bbのF2は、すべて(B)ab:(B)bb=1:1
柄は、バンド欠けのある柄と、きれいなバンドが半数ずつ生まれます。
D(A)abと(A)abのF2は、すべて(A)aa:(b)ab:(B)bb=1:2:1
柄は、バンド欠けのある柄ときれいなバンドが3:1の比率で生まれます。
こうなると、優性遺伝のほうが圧倒的に数が多くなっていくことがわかります。
ここでは、2つの情報に限定して考えましたが、実際はいろんな情報が絡み合っていたり、
突然変異があったりで100%はこうなりませんが、基本になる考え方です。
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(2) 選別
(1)のことからきれいな柄、変わった柄というのは、数が少ないので劣勢であると考えられます。
きれいなえびを増やすには、きれいなえびだけを集めて(選別)繁殖させるのが一番の近道です。
えびファクトリーでは、柄の悪いえびを水槽から外へ出す選別方法を行っています。
↑おススメ選別ネット
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(3) 繁殖
きれいなえびだけを集めたら、今度は繁殖です。繁殖させなければ当然ですが、増えません!
世間にはいろいろな繁殖促進を売りにしている添加剤がありますが、えびファクトリーでは、特にこれっと言ったものは使用していません。
ただ、栄養に偏りが無いようにいろいろなえさを与えるようにしています。
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